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ネコ付きシェアオフィスの江頭聖子さんに色々お話しをお聞きしました。

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福岡市内でネコ付きシェアオフィスや、シェアハウスなどを展開し、現在は八女に移住して、新しい住まい創りを行なっている江頭聖子さんに、様々なお話しをお聞きしました。

生い立ち
福岡に生まれ、捨て猫を放っておけない両親のもとで育ちました。常にネコがそばにいる生活が当たり前で、猫と暮らすことが私の幸せの基準。東京への転勤が決まり飼っていた猫2匹と上京したのですが、仕事で出張も多く、猫との暮らし難しくて仕事を辞めることにしました。福岡に戻り、一緒に内装職人の父親の元で現場を学んだ後、2014年に株式会社「福岡リノベース」を設立しました。リノベーションビルで保護猫の譲渡活動も行うシェアオフィス「Q studio」等を自主企画運営しています。

猫と暮らせるシェアハウス「福岡Qハウス」
東京で仕事と猫との暮らしで行き詰ったときに、「賃貸に住んでいて猫が飼えないから」と猫好きの友人がよく遊びにきていたのを思い出して。お互いに補えあえる暮らしっていいなと漠然と考えたのが「Qハウス」の発端です。もともとQハウスは、シェアメイトと一緒に3LDKのマンションで立ち上げました。3組の住人と猫2匹でスタートして、その間、事情があって私が実家暮らしをしている間に家賃収入で利益が出始めたんですね。それとメディアに取り上げられることが増えてきて、2度の引っ越しを経て現在2階建て戸建てをリノベーションしながら猫と5組の住人の共同生活をしています。私には子どもがいるんですが、シェアメイトがとても可愛がってくれて精神的にも助かる面が多いです。それは、ちょっとコンビニに行きたい時に子どもを見てもらったりとか、ひとりでゆっくりお風呂に入れたりとか、一緒に遊びに行ったりするくらいのささやかなことなんですけど、頼り合える人がいるのって大事なことだなと実感しています。

猫付きシェアオフィス
2015年の春に、保護猫の譲渡を支援するシェアオフィス「Qstudio」を福岡市の中心部・天神に近い今泉に構えました。はじめにQハウスの存在を知った保護猫団体の方から連絡がきて、「保護猫をみんなで見合えるシェアハウスをつくってもらえませんか」とお話をいただいたんです。それで「シェアハウスの場合は外部の人が猫を見に来る機会が多いと住人も大変だから、オフィスはどうですか」と提案したのがきっかけです。猫のお世話付きのシェアオフィス、楽しいでしょ?

今後について
Qハウスをかたちにできて、みんなの協力もあって子育てもできてるし、満たされていて望むものがないんです。強いて言うなら、全国に猫と暮らせるシェアハウスが広がっていけばいいなと思います。そのための後押しが必要だったらアドバイザーとして協力したいなって。
もちろん、保護猫団体の活動を広げるお手伝いも続けていきたいです。ボランティアさんと一般の猫好きな方をつなぐ役割というか、「猫って可愛いよね、もし飼いたいなら、実は保護猫というのがいて…」というように、自然に受け入れてもらえる気持ちになるようなアプローチで、橋渡しできたら嬉しいですね。

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